<手鏡箱>龍馬の? 「KAIENTAI」彫られ 京都(毎日新聞)

 京都市北区の寺院、閑臥庵(かんがあん)で「KAIENTAI」(海援隊)や「GOOD LUCK」(幸あれ)などの文字が彫られた手鏡箱が見つかり、公開されている。江戸時代末期の品とされ、坂本龍馬のイニシャルと同じ「SR」の文字も刻まれているため、ファンの夢を膨らませている。【五十嵐和大】

 手鏡箱は漆塗りで直径約24センチの円盤に柄が付いた形。ふたの表面に「JULY」(7月)の文字や海援隊の隊旗らしき絵も見える。寺の言い伝えでは、1877(明治10)年ごろ、同志社英学校に学んだジャーナリストの徳富蘇峰が寺を訪ねた際に見つけ、当時の住職に保管を勧めた。その後、行方不明になったが、08年の倉庫整理で発見したという。

 口承以外に由来を示すものはないが、1867年11月に暗殺された龍馬が7月ごろ、京に滞在していたのは確か。閑臥庵の山田英樹執事(47)は「寺は御所の北の守り神。航海の道しるべの北極星になぞらえ、安全を願ったのかも」と推測する。

【関連ニュース】
雑記帳:龍馬も飲んだお酒再現、幕末のこうじ菌使う 長崎
注目ドラマ紹介:「新撰組 PEACE MAKER」 イケメン続々、ポップな幕末青春活劇
今週の本棚・新刊:『幕末日本と対外戦争の危機』=保谷徹・著
咸臨丸150年:勝海舟ら乗せ太平洋横断 幕府使節団が米国へ
リーガロイヤルホテル京都:龍馬ゆかりの地巡る 宿泊プラン2種売り出し /京都

仕分け結果に基づき改善策=UR賃貸住宅事業で−前原国交相(時事通信)
2万円?満額?金券?子ども手当で民主大もめ(読売新聞)
福知山線脱線 指定弁護士が会見 JR西歴代3社長起訴で(毎日新聞)
強制わいせつ「市民の処罰感覚で」懲役8年判決(読売新聞)
<事業仕分け>ロック歌手の内田裕也さん 抗議の紙を掲げる(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。